社会保障給付費、過去最高の112兆円超 14年度 2016年08月05日

〜以下 朝日新聞 記事抜粋〜

2014年度に年金や医療、介護などに支払われた「社会保障給付費」は112兆1020億円で過去最高を更新した。前年度より1兆3970億円(1・3%)増えたが、年金は統計を取り始めた1964年度以降で初めて減少した。国立社会保障・人口問題研究所が5日、公表した。

 社会保障給付費は、国や保険者が個人・世帯に払うサービス給付や現金給付の総額。国民1人当たりに換算すると88万2100円で、前年度より1万2500円(1・4%)増えた。国内総生産(GDP)比は22・90%で、GDPが伸びたため2年連続で減った。

 全体の内訳では年金が最も多く54兆3429億円。14年4月に年金の支給額が0・7%引き下げられたことなどが影響し、前年度より0・5%減った。介護や子育てなどの「福祉その他」は4・6%増の21兆4234億円。介護費が膨らんだほか、子育て世帯向けの給付金などが増えた。医療は2・0%増で36兆3357億円だった。(水戸部六美)